のぶめい著「Web3.0の教科書」より
●双方向ペグとは異なる方法で異なるチェーンを繋ぐ「Bridge」がある
●Bridgeとは、異なるチェーン間で情報を転送する仕組み(双方向ペグはチェーン同士を連結)
かつ、沢山のチェーン間にそれぞれに対応したBridgeを掛けることが可能(双方向ペグはビットコインのチェーンの様な巨大なメインチェーンに、サブチェーンを接続)
●Bridgeには様々な種類が存在
1.資産移動に特化型
2.チェーン特化型(2チェーン間での利用限定)
3.アプリケーション特化型(限定されたアプリ間での使用)
4.一般化を目指すもの(複数チェーンで使用、強力なネットワーク。しかし分散性悪く低セキュリティ)
●Bridgeの技術種類
1.クロスチェーン
2.マルチチェーン
●「クロスチェーン」とは
Aブロックチェーンの資産をBridgeのスマートコントラクト(必ず清算実行されるプログラム)に預け、Bブロックチェーンで代わりの引換券を渡す→Bridge上に資産を抱えたまま
【イメージ】
AとBチェーン間の橋の上に、互いの門まで必ず運ばれるデータの箱があって、それに資産を入れて運んだら、それと同価値の引換券を出していた。でも本当の資産はBridgeの箱の中で、それを盗まれた
●クロスチェーンで使用される引換券のことを「wrapped token(ラップドトークン)」という。BTC→WBTC(Ethereum上で使用可能のBTC)
ETH→WETH(polygon上で使用可能のETH)
●Bridgeの運営が長くなると集まる金額も大きくなり、ハッキングの対象になりやすい→Web3の今後の課題→「マルチチェーン」が進められている
●「マルチチェーン」とは
資産を異なるブロックチェーン上に移動させる技術(Bridge上に置いておかない)
【今日の気付き】
双方向ペグやBridgeの高セキュリティかつ、高速処理への開発は、経済の流動性を高める。
よく「ラップして…」という文を見かけていましたが、漸く意味が分かりました。
《後日の気付き》
先日誰かのツイート見て「Wrapped」ってなんだっけ?ってなったよ
見返す意味は大きいですね!