のぶめい著「Web3.0の教科書」より
『基盤になるEthereum』
●「Baas(Banking as a service)」銀行業務や金融サービスをデジタル化
●Ethereumのスマコン発明により、ブロックチェーン上に「dApps(分散型アプリケーション)」の開発可能に
●dAppsはブロックチェーン上なので、銀行を介さずに直接送金可能
●貸付等の金融機能を有するdApps「DeFi(DigitalFinance)」
●EthereumのDeFiに預けられている金額はBaas市場No.1
●EthereumはTPS(1秒間の処理件数)が15と遅い
ちなみにVISAは4000TPS
●スケーラビリティ(処理速度)の問題あれど、EthereumはdApps構築基盤になるだろう
●アプリ開発にとってもEthereumは優秀
Web2ではアマゾンのAWSや、GoogleのGCP等
〇プログラム実行場所:コンソール
〇アプリ開発者にサーバ構築提供
〇プラットフォーマのルールに準じる
Web3.0ではEthereum上のスマコン等
〇プログラム実行場所:スマートコントラクト
〇Ethereumに手数料を払い、チェーン上で開発
〇プラットフォーマに振り回されない
〇開発者コミュニティが大きい
〇より良い開発が進む
【今日の気付き】
スマコン搭載のEthereumが凄いのが分かった。
けれど、BitcoinのチェーンとEthereumではどちらがノードが多いんだろう。EthereumはSEC(米国証券取引委員会)が認めるほどのノード数で高分散性・高セキュリティならば、BTCの存在とは?
《後日の気付き》
Ethereumのカスタムトークンの凄さの意味を、この時はまだ分からなかったなぁ。
トークンエコノミーをするには、イーサリアム技術のカスタムトークンやトークノミクスが必要なんだよね。でもETHの高ガス代や、イーサリアムチェーンに不備が起きた時は、とんでもない数のアプリに支障が出る惨事。BTCもETHも分散型だけど、遅いし、リスクも高いのが難点だと思う。それもまた既定路線なんだろうけどね。