のぶめい著「Web3.0の教科書」より
『NFT市場』
●現段階のNFTはEthereum上のERC721やERC1155規格のトークン
●現在、NFTが高額なのはイノベータという称号込みだから
●NBAのNFTは、クレジットカードで購入できるので、飛躍的な成長が出来た(暗号資産所有はハードルが高いため)
●NFTの現状:細かい表現の絵はブロックチェーン上に乗らない。ドット絵やテキストが限界
●NFTの仕組み
①インデックスデータ(オンチェーン)
②メタデータ(オフデータ)
③コンテンツデータ(オフチェーン)
①インデックスデータ
・トークンID
・保有アドレス(Ethereum上なので0xから始まる42桁の数字)
②メタデータ
・NFTの名前・説明文
・コンテンツデータの参照先
③コンテンツデータ
・Web2のオフチェーン上なのでサーバが停止等すると、NFTを取り出されなくなる
※注意:コンテンツデータをコピーした第三者が、同じ見た目のNFTを作成してもインデックスデータが異なるので、別のNFTになってしまう
●NFTは思想のフィルタリングとしても機能する→コミュニケーションに必要→コミュニティへの所属感
【今日の気付き】
NFTはOpenSeaのようなプラットフォームでも購入できるが、昨今はDAOで「コミュニティ参加の証」の様に使用されていることが多いと思う。現実社会でいうところの、地元民や出身大学、会社、ブランド物のようなステータスの証といったところかも。
ただ、ドット絵以外はブロックチェーン上に乗らないとは知らなかった。
個人で保管しておくのは限界があるし、大手が高セキュリティサーバ提供しても狙われるだろうし…NFTの現状は「コンテンツの住所録」なのに、唯一無二なのかな?若干無理があるけど、問題ないさぁとか言いそう。
《後日の気付き》
NFTのほとんどがEthereum上なので、ガス代めちゃくちゃ高かったです…
NFTだとチェーン上に書かれているので、二次流通したとしても売り上げの一部が発行者に入るようです。これは応援したい消費者にとっても良い機能ですね。